出題ミス再び：立命館大学

　立命館大学は、センター試験併用方式（数学重視型、情報理工学部型）の数学で出題ミスがあったと発表しました。この問題を受験した受験生(991人)全員を正解とし合否を判定したということです。

　該当の問題は、方程式によって求められる図形の面積に関する問いで、設問内で矛盾があったことが外部業者に委託した入試後の問題の点検で指摘され判明したということです。

　同大では、2月2日に実施した一般入試の数学と全学統一方式（理系）の数学、2月4日に実施した地理でも出題ミスがあったと発表していました。

　また、京都精華大でも、2月4日に実施した芸術学部造形学科の東京会場での一般入試前期Ａ日程と外国人留学生入試後期Ａ日程で、試験問題で使用するモチーフを１点配布していなかった入試ミスがあったと発表しました。

　東京会場で、デッサンに使用されるモチーフを、本来4点配布するところ3点しか配布されていなかったことが判明し、4点配布されていた同日の京都会場と条件が異なるため、会場ごとの採点条件を変えて合否を判定したため、入試の結果に影響はないとしています。