平成28年度大学等卒業予定者就職内定状況(2月1日現在)

　文部科学省は、平成29年2月1日現在の平成28年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査の結果を公表しました。

　調査によりますと、大学生の就職内定率は前年同時期より2.8ポイント上がって90.6％と6年連続で上昇しています。短大(女子)も4年連続で上がって88.5％。就職に強い高専(男子)は99.6％と変わらず高水準を保っています。

　大学の内訳としましては、国公立が昨年度同時期より1.3ポイント上がって90.9％、私立が昨年度同時期より3.2ポイント上がって90.5％、文理別では文系が昨年度同時期より3.0ポイント上がって90.3％、理系が1.9ポイント上がって92.1％でした。

　全体的に就職内定率は上がっているものの、国公立大学女子が昨年度同時期より2.6ポイント下げて90.3％、国公立理系が昨年度同時期より0.9ポイント下げて91.2％となっています。

　地域別では、北海道・東北地区が昨年度同時期より2.4ポイント上がって89.7％、関東地区が昨年度同時期より0.1ポイント上がって91.9％、中部地区が昨年度同時期より3.6ポイント上がって91.5％、近畿地区が昨年度同時期より4.2ポイント上がって91.9％、中国・四国地区が昨年度同時期より5.9ポイント上がって86．0％、九州地区で昨年度同時期より5.9ポイント上がって86.8％となっており、西日本の上昇率が大きく、東高西低の状況が大幅に改善されてます。

　詳細は文部科学省のWebサイトにてご確認ください。

・平成28年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(pdf)