平成27年度国公立大学志願倍率:文部科学省
文部科学省は、平成27年度国公立大学入学者選抜確定志願状況を公表しました。
それによりますと、国立大学(82大学377学部)は募集人員80,946人のところ、志願者数は344,992人でした(志願倍率は
4.3倍)。これはほぼ昨年度並みで、前期日程3.1倍、後期日程9.3倍です。
公立大学(82大学174学部)は、募集人員20,659人のところ志願者数は129,554人で、昨年より0.2ポイント下がって志願倍率は
6.3倍でした。内訳は、前期日程が4.0倍(昨年度より0.1ポイント減)、後期日程が11.6倍(昨年度より1.1ポイント減)、中期日程が13.4倍(昨年度より0.4ポイント減)です。
国公立全体では、公立大学の志願者数が減ったことにより、昨年度より0.1ポイント下がって
4.7倍です。
学部の系統別を見ますと、
教員養成系が昨年度より0.1ポイント上がって4.1倍となったものの、その他の分野では文系が例年並みであるのに対して、理系の分野は全体的に下がる傾向があり、特に医療系の学部が昨年より0.4ポイントと大幅に下げています。これは、新教育課程の切り替わりに浪人生が大幅に減ったことが関係しているかもしれません。そうであるとすると、来年医療系に関しては揺り返しがあるかもしれません。
また、平成27年度国公立大学の合格発表日の一覧も同時に公開されてます。
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平成27年度国公立大学入学者選抜確定志願状況(PDF)
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平成27年度国公立大学合格発表日一覧(PDF)
[須賀川市の学習塾:数学館]