国立教員養成大学・学部の就職状況:文部科学省

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国立教員養成大学・学部の就職状況:文部科学省

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 文部科学省は、国立の教員養成大学・学部(令和2年3月卒業)の就職状況を公表しました。

 調査対象は国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)44大学・学部で、令和2年9月30日現在の令和2年3月卒業者の教員就職状況は、卒業者数から大学院等への進学者と保育士への就職者を除いた数を母数とした場合は前年より1.3ポイント下がって64.4%、卒業者数全部を母数とした場合は前年より0.8ポイント下がって57.6%でした。

 卒業者は前年より261人増えて11,350人で、そのうち教員就職者数は、正規採用が前年より302人増えて4,816人、臨時的任用は前年より245人減って1,717人、保育士への就職者数は前年より19人増えて199人、教員・保育士以外への就職者数は前年より295人増えて3,135人でした。

 就職しなかった者のうち、大学院等への進学者が前年より58人減って1,000人、未就職者は52人減って483人でした。

 教員就職率(卒業者から進学者及び保育士を除く)が高かった大学は

1 鳴門教育大 87.9%(前年より5.4ポイント増
2 大分大   82.8%(前年より8.8ポイント増
3 福岡教育大 81.5%(前年より6.4ポイント増
4 上越教育大 80.0%(前年より0.5ポイント減)
5 兵庫教育大 78.9%(前年より3.4ポイント減)

でした。

 保育士への就職率が最も高かったのは高知大の9.5%、大学院等への就職率が最も高かったのは広島大の20.6%、教員・保育士以外への就職率が最も高かったのが横浜国立大の40.1%でした。

 また、その他未就職率が最も高かったのは弘前大学の8.0%でした。

 詳細は文部科学省のWebサイトにてご覧ください。

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2021/02/02
[須賀川市の学習塾:数学館]