緊急事態宣言下でも大学入学共通テスト実施

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緊急事態宣言下でも大学入学共通テスト実施

 萩生田光一文部科学相は1月5日に臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が東京をはじめとする首都圏の1都3県で発令されたとしても小中高校や大学の一斉休校を要請はせず、予定されていた大学入学共通テストは1月16日から実施すると正式に表明しました。

 令和2年春に緊急事態宣言に先立ち、新種のウイルスに対応するため全国一斉の休校が行われましたが、保護者への負担や休校期間の学習のあり方など解決の難しい問題が生じました。

 文部科学省は、感染する子どもが比較的少なく重症化する割合も小さいとして、感染対策を徹底することにより、学校を通じて感染が拡大する可能性は高くはなく、授業を続けるべきであると判断しました。

 受験生53万人強が志願した大学入学共通テスト(大学入試センター試験の後継)は、ソーシャルディスタンスを十分に確保するなどの対策を強化し、予定通り実施します。

 外部検定試験や記述式の導入などの迷走で厳しい批判を受けている大学入学共通テストですが、ウイルスという外的な要因にも悩まされるスタートを切ることになりました。

2021/01/05
[須賀川市の学習塾:数学館]