休校に関する特例:文部科学省
文部科学省は、新型コロナウィルス感染拡大を受け休校を余儀なくされている児童・生徒の成績について、家庭学習を通じて身につけた学力を確認し、それをもとに学校現場の判断で評価の対象に加えることが出来るという特例の通知を各都道府県教育委員会に出しました。
対面での指導を重視する文部科学省は、原則として休校明けに夏休みなどの長期休みを短くすることや、土日の補習授業や平日における補充授業を実施するよう求めていますが、新型コロナ感染拡大における休校が長期に渡り、これらの対面での授業を十分に確保できない可能性を考え、パソコンなどを使ったオンライン学習や学校が作成した教材を使った家庭学習を求めたうえで、上記の特例を認めるということです。
特例措置の適用は、家庭学習の指導計画の中で適切に位置づけ、学習状況や成果を十分に把握したうえで、学校長の判断で行うことになります。
また、新型コロナウィルス感染拡大の可能性が高いと保護者が判断して学校を休む児童・生徒には、合理的な理由であると学校長が判断した場合に欠席として扱わないという見解を示しました。
2020/04/14
[須賀川市の学習塾:数学館]