国公立大学2次試験中期・後期日程2段階選抜

　文部科学省は、令和2年度国公立大学2次試験中期・後期の2段階選抜の結果を公表しました。

　中期・後期日程では国立大学が34大学67学部、公立大学が11大学19学部が2段階選抜の実施を予告していましたが、実際に実施したのは国立20大学22学部、公立3大学7学部で、2,382人が不合格となり、これは昨年度より1,361人少なくなっています。

　不合格者が大幅に減ったのは、令和2年度の大学入試センター試験の平均点が昨年度より下がったことにより、国公立大学の志願者数が減ったことが要因とみられ、前期日程と合わせると、4,520人が不合格となっています。

　2次試験中期・後期日程で2段階選抜で不合格者数が多かった国立大学は、一橋大学が298人、岐阜大学が268人、山梨大学が206人で、公立大学では奈良県立医科大学226人、東京都立大学195人、大阪市立大学が82人でした。