グローバル化推進方針:福島大
福島大学は、グローバル化を推進するための方針を発表しました。
同大は、世界で活躍できる人材が社会から求められている現状に鑑み、多面的多元的人材を育成する観点から、グローバル化に対応する人材の育成に積極的に乗り出し、大学という枠内にこだわらず、地域社会とともにより良い方策を模索しながら改善し実践していく方針です。
福島大学が育成方針を掲げる人材は、「変化し続ける社会を意識して、課題解決に必要とされる広い視野に立った教養と専門的知識をもとに、自らを知り、異なる文化と価値観を尊重し、他者とのコミュニケーションと協働により、新しい価値の創造にチャレンジする人材」と定義され、外国語教育を充実し、海外から優秀な留学生を積極的に受け入れ、互いに交流を行うことにより国際感覚を身に着けさせるなど、学生教育環境の国際化を推し進めるための体制や環境整備を整えるということです。
また、指導する教職員にもグローバル化に対応した素養を身に着けることを求め、単なる他の国の研究者との研究を通じた交流だけでなく、国際化にともない出てくるであろう課題を意識し、その課題の解決を行い、積極的に大学の教育研究プログラムや研究成果などを社会に発信することで、大学そのものの国際的な価値を上げることを目指すということです。