国際食資源学院設置へ:北海道大

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国際食資源学院設置へ:北海道大

 北海道大は、2010年度に設置された「総合化学院」に続いて、新しい大学院を設置する方針を固めました。

 新しい大学院は5年制で、食糧基地北海道にふさわしい大学院教育をしたいという思いから、世界的な食糧問題に対応できる研究者や国際的に活躍する実務家を養成することを目的として設置されます。

 名称は「国際食資源学院」で、研究室ごと誘致することも含め、教員の半数(10数名程度)を海外の大学から招き、英語で授業を行いながら食・環境に関する国際情勢を学び、日本ばかりではなく、海外の大学や農業の現場で1年程度の研究や実習を行います。

 すでに、北海道大学では日本国内・国外の研究者の誘致に関する調査を始めており、2016年度中に文部科学省の大学設置・学校法人審議会の認可を得られれば、2017年度にも新大学院を設立し、学生を1学年当たり30名程度を募集する予定です。