学費免除制度:開成高校
今年も東京大学合格者を158人(現役104人/浪人54人)出した私立の名門校である開成高校(東京)が、2015年度から受験前に学費免除の申請ができる制度を始めることがわかりました。
「経済的条件で受験を諦めていたような子どもに利用してもらいたい。」ということで、経済的に余裕のない家庭の生徒に門戸を広げ、経済的な理由で取りこぼしてきた優秀な生徒の確保が狙いのようです。
開成高校は中高一貫の男子校なので、中学校からの持ち上がりがあり、それが約75%の300人、外部からは約25%(100人前後)が入学します。
年末から申請を受け付け、書類選考により候補者を10名程度決め、この候補者が2月の入試に合格すれば免除となります。
学費免除の条件としては、現在のところ世帯収入が400万円以下で検討しているようですが、詳細は今秋までに決定されるそうです。
ちなみに、今年度の開成高校の入学金は30万円、年間の授業料が48万円、年間の施設拡充資金は12万です。