学校における教育活動の再開について：福島県教育委員会

　福島県教育委員会は、新型コロナウィルス感染症(COVID19)対策として令和2年3月2日から一斉臨時休校を実施していましたが、国の新型コロナウィルスに対する感染症対策専門家会議において、感染拡大は一定程度持ちこたえているという判断のもと、感染拡大に対する対策は必要であるが、学校活動において感染拡大の低い活動から実施してよいという見解が示されたことを受け、4月1日から学校での教育活動を再開すると発表しました。

　福島県で感染者は確認されているものの、心配された急速な感染拡大がみられないことを理由に、十分な感染拡大対策を行ったうえで教育活動を行うということです。

　留意事項として、学校に、

１、家庭と連携し、発熱や風邪症状の確認を徹底し、症状がある場合には登校を控えさせる。

・家庭と連携した毎朝の検温及び風邪症状の確認
・登校前に確認できなかった児童生徒等について、保健室等での検温及び風邪症状の確認

２、基本的な感染症対策の徹底。

・手洗いや咳エチケット(マスクの着用等)等の徹底

３、教室などで座席間をできるだけ離し、不要な接触を避けるよう指導。

４、換気（1時間に1回程度）を心がけ、温度・湿度の管理に努める

５、消毒液による清掃（ドアノブ、手すり、スイッチなど生徒が特に多く手を触れる場所）

６、昼食時において食事前の手洗いの徹底

などを求めています。

　部活動なども、大人数の生徒が一度に集まり密集しないよう活動内容を工夫・精選することを留意するよう求めています。

　詳細は福島県教育委員会のWebサイトにてご確認ください。